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後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~
第12章 後宮艶夜*スキャンダル~鳥籠の姫君は月夜に啼く~ 二代后
 皇子をあげた側室たちの態度は以前と変わらなかった。どうやら我が子の皇位継承に執念を燃やしているのは苑貴妃だけらしい。苑貴妃の他は皆、皇帝の寵愛をめぐって妍を競うような女たちではなかったことは紫蘭にとっては不幸中の幸いであったといえる。
 側室の生んだ赤児を抱き、嬉しげにそれを見ている側室たちに微笑みかけながら、紫蘭は薄ら寒い風が心の中を吹き抜けるのを憶えた。
―私は何故、子が授からないのだろう?
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