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DIABOLIK LOVERS ~Another~
第1章 餌の少女
ライトの笑みに、違う色が加わった。
「恥ずかしいの? 僕にあれだけ“女の子”の所を見られて、触られて、嬲られたのに?」
「やっ…!」
背中を這い上がる指が、事もあろうに下着のホックを捉えてしまった。
「なんなら、このまま犯してあげようか?」
「やめてっ……!」
「こんな場所で犯される事への羞恥と絶望に身を焦がしながらも、餌付けられた快楽を欲して恍惚の表情を浮かべる君は…っ…ああ…とっても下卑ていて、この上なく可愛いんだろうね…っ…」
ライトの目には、明らかにその光景が映っていた。
興奮から早口になる言葉の端々には熱い吐息が入り混じっている。
この男は、本当にこのような屋外で犯しかねない。
『変態』と呼べば褒め言葉として受け取るような男なのだから。
「ねぇ、月に見せ付けてやろうよ…? 君の真っさらで淫猥な姿を、僕という悪魔に汚されていく天使の姿をさぁ…」
「こ、こんな所でなんて嫌…!」
「でも、その目は期待を含んでいるよ? 君だって僕に汚されたいんでしょ? 逃れられない快楽に堕とされたいんでしょ?」
「待って、話を聞いて!」
たまらず少女はライトを突き飛ばした。
「恥ずかしいの? 僕にあれだけ“女の子”の所を見られて、触られて、嬲られたのに?」
「やっ…!」
背中を這い上がる指が、事もあろうに下着のホックを捉えてしまった。
「なんなら、このまま犯してあげようか?」
「やめてっ……!」
「こんな場所で犯される事への羞恥と絶望に身を焦がしながらも、餌付けられた快楽を欲して恍惚の表情を浮かべる君は…っ…ああ…とっても下卑ていて、この上なく可愛いんだろうね…っ…」
ライトの目には、明らかにその光景が映っていた。
興奮から早口になる言葉の端々には熱い吐息が入り混じっている。
この男は、本当にこのような屋外で犯しかねない。
『変態』と呼べば褒め言葉として受け取るような男なのだから。
「ねぇ、月に見せ付けてやろうよ…? 君の真っさらで淫猥な姿を、僕という悪魔に汚されていく天使の姿をさぁ…」
「こ、こんな所でなんて嫌…!」
「でも、その目は期待を含んでいるよ? 君だって僕に汚されたいんでしょ? 逃れられない快楽に堕とされたいんでしょ?」
「待って、話を聞いて!」
たまらず少女はライトを突き飛ばした。