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ボクと世界樹
第3章 切なき双子の性。
きゃっきゃっとそう遠くない晴れ晴れと麗らかな広い草原で、元気の良い声をあげて遊ぶ、よく似た男女の可愛らしい子供がいるのを見つけ足を止める。
‥懐かしい。
ボクが思わず脳裏に駆け巡った光景に息を潜めて、瞳を細め胸元に彼女の熱を求めるように掻いた。
‥焦がれるように。
彼女は未だ覚えているのだろうか。
それとも‥未だ夢を見て、だが無理だろうとまた諦めて‥そうしていつか、ボクを忘れて誰か別の者を想うようになるのだろうか。
離れることも出来ないのにバカなこと言うなよ

そう脳裏で誰かが囁いて、ザァツと世界樹の葉ずれの音と共にある情景が心に訪れる…鏡をとてもとても大切にしていた、未だ幼かった二人の、そしてボクだけの消せない記録。

リン、ボクだけが知っている、君の罪をボクは暴くよ――――
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