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ボクと世界樹
第3章 切なき双子の性。
事件の発端は君の方にあり、ボクは己の潜めていた願いを実行したまで―――。
そういうことに、しておこうよ?ねえリン。

君の望みを、知りたくなかったから‥‥
嫌がおうにも知らされるボクは、卑怯な君にそう言って口付けをした。
知らなきゃ良かったとは、思わずとも。でも知らなければこうにもボクは苦しまずに済んだ。

そういう双極性が渦巻き、色々思うが、結局願いは叶い、色々何だか違った方向でも或る意味ではボクは満足している。

別に誰か‥‥いやリンに跪くのは嫌いじゃないし。
以前そう言えば君は何だか妙に悲しそうに顔を歪ませたけど。思えばあれはちょっと面白くない反応だったなー、とか呑気に思ったりもした。

…でも。あの時の君は、ボクがとても好きな君だった。


――‥ドサッと自分の体がベッドに押され沈むのを、ボクは何だか他人ごとのように感じて、ボクをベッドにどんっ!! と押してきた張本人‥‥自分の双子の姉…そう、君を気怠げな獣のように見上げて‥垂れた前髪越に優雅に微笑んで見せた。
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