この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
一度くらい夢を見たら
第4章 夢の結末・・


この本屋はほんとに広くていいわ・・


相変わらず立ち読みだけは続けた。

月刊官能の発売日である今日、

誰もいない棚の前で、ヌード写真からページをめくる。



すぐ隣に人の気配がした。

でも気にせず美奈枝はページをめくり続ける。

一度も顔をあげずに

ただただ月刊官能のページに視線を注いだ。





最後まで一通り読んでから、

雑誌を戻しその場を後にした。


その時もまだ隣に人はいたようだが、

最後までその人物に目を向けることはなかった。

誰がいたって、誰かに見られてたってかまうもんか。

あたしはあたしの楽しみに集中すればいいんだから・・




小さなバッグをプラプラ揺らしながら

月刊官能から遠ざかっていく女の後姿を

静かに見続けていたのは・・


蛍慎之介だった。






end
/28ページ
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白いエモアイコン:共感したエモアイコン:なごんだエモアイコン:怖かった
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ