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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第36章 春雪
 二人が小屋を出た時、既に雪は止んでいた。折り重なった雲間から時折、薄陽が差している。今は鉛色に色を変えた海のはるか上に海面を照らす陽光が紗(うすぎぬ)の帳のように見えた。
 雲が風に流される。風は再び太陽を呼ぶ。力強さを増した太陽の光に沈んだ海が鮮やかな色を取り戻し、きらめき始めた。
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