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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第12章 逢瀬と初夜の真実
 籠には山吹や遅咲きの桜とさながら宝石箱のような美しい色合いを見せていたが、彼の眼を引いたのは純白の小さな花が群れ咲く小手毬のようだった。
「はい、若さま。お連れのお綺麗な奥さまにいかがですか? 女っつうものは幾つになっても、惚れた男から花を贈られるというのは嬉しいもんですよ。このあたしの歳になってもねぇ」
 腰の曲がった花売りは欠けた前歯を見せてニッと笑う。
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