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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第12章 逢瀬と初夜の真実
 怜悧に見えても、こういうところが苦労知らずの坊ちゃん育ちなのだろう。すっかり気を良くした彼はどう見ても、花代には過分すぎる代金を老婆に払っている。
「こんな綺麗な奥さまをお貰いになって、旦那さまはお幸せだねぇ」
 これは明らかにお世辞だろうのに、真っ赤になった彼は結局、老婆の花かごにある花ごとすべて買い取ることになった。
 老婆はほくほくと空の籠を背負って帰ってゆく。さぞおだて甲斐のある若さまだと思ったことだろう。
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