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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第12章 逢瀬と初夜の真実
「頼経さま」
 千種の眼に涙が溢れた。
「紫、私がそなたの何を知ったとしても気持ちは変わらぬと申したのは、嘘ではない。そなたは外見も美しいが、その心がとても綺麗なのだ。私は恐らく、最初からその心の美しさに惹かれたのだろう。そなたを見ていると、私は御所の庭に咲く蓮花を思い出すのだ。醜いことの多きこの濁世に凜としてひらく一輪の蓮。私には、そなたがいつもそのように見える」
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