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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第13章 藤の舞
 その前に千種は頼経がしたためようとしていた薄様紙を手にしていた。
「失礼いたしまする」
 淡い紅の美しい料紙には、
―ひとめ逢わんと願えども、思ふにまかせぬことぞ多かりけるに、せめて夢で逢わんとぞ思ふ。
 短い文が書き付けてあるが、それも書き損じたらしい箇所や、書き直した跡が見られた。
 つまりは良人が妻に宛てた恋文だった。
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