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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第4章 嵐の夜
「私は姫さまの乳母とはいえ、あくまでもこのお屋敷にお仕えする使用人でございます。その分際で口にするのもはばかられることゆえとこれまで胸におさめて参りましたが、このひと月の姫さまの憔悴ぶり、到底見てはおられませんでした。実の母なれば必ずや娘に告げたであろうことをこの際、はきと申し上げまする」
 燭台の灯火だけの薄い闇が満たす室内で、さつきの眼が射貫くように楓を見つめていた。
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