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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第20章 二度と逢えぬさだめなれば
 顔を上げた時繁の眼にうっすらと光るものが見えたのは気のせいだったろうか。
 女院は裸足のままだった。小さな素足が降り積もった雪を踏みしめていた。時繁の視線が動き、その脚を見つめた。彼は何を思ったか引き返してきて、懐から何やら取り出し、女院に差し出した。
「草鞋にございます。妻が編みました。この季節、雪深いこともありますので、いつも予備のものを持っております」
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