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一夜草~ひとよぐさ~【華鏡(はなかがみ)】
第4章 嵐の夜
「時繁さま」
 名を呼ぶと、彼はつと振り向いた。その端正な顔に驚愕の色が浮かぶのに、楓は落胆した。
 やはり、来てはいけなかったのだろうか。屋敷を抜け出すこと自体は造作もなかった。屋敷をぐるりと取り囲む築地塀に一箇所だけ人ひとりがやっと通れる穴が空いている。それは楓が子どもの頃に見つけた秘密の抜け穴になった。
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