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約束~リラの花の咲く頃に~Ⅲ Love is forever
第11章 いつか、きっと
 ぬばたまの闇にぽっかりと浮かぶクリーム色の月を眺めながら、莉彩は静かに眼を閉じた。
 遠くでまだらな星が時折、思い出したように瞬いている他は何もない静かな、淋しい夜だった。
 現代に還るための呪文なんてあるわけでもないから、ただ、素直に私を元いた時代に戻して下さいと誰にともなく祈った。
 眼裏に浮かぶのは、あの男の笑顔。
 莉彩の代わりに自分を鞭打てと言ったときのあの男の涙。
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