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約束~リラの花の咲く頃に~Ⅲ Love is forever
第12章 花随想Ⅱ~韓流ドラマと私の巻~
韓国時代劇をずっと見ていると、主役級の俳優さんだけでなく、それを取り巻く脇役陣も細やかに描かれていて、当時の宮殿や後宮、また、そこに住まう女官たちがどのような生活を送っていたのかを偲ぶことができます。ドラマですから全くそのとおりというわけにはゆかないでしょうが、まぁ、日本の時代劇と同様、それに近いものではあったでしょう。
〝人知れず咲いて散る花〟と謳われた後宮女官の秘められた哀話など、見ていて興味は尽きません。今回の〝約束〟を書くに当たっても、ドラマの中の様々なシーンがとても役に立ってくれます。例えば、女官たちが喧嘩をしたりするシーンとかはドラマで割とよく出てくるので、そういった場面を初め、作品内に登場するあらゆる場面が割とイメージしやすいのは確かですし、私自身、映像化したら、こんな感じになるんだろうなぁと頭で思い浮かべながら書くのは愉しい作業です。
以前から繰り返し述べていることではありますが、歴史というのはあくまでも後世に伝わっている事柄のみで、すべてが真実かどうかは判らないし、また、伝わっていない空白の部分というのも大いにあるんじゃないかと思います。要するに想像する余地があるというところに、私は惹きつけられてやまないのです。
今回の話は、そういった歴史的ロマンを追求(?)したというか、空想できる部分に思いきり浸りたいという願いから生まれたと言っても良いでしょう。
〝人知れず咲いて散る花〟と謳われた後宮女官の秘められた哀話など、見ていて興味は尽きません。今回の〝約束〟を書くに当たっても、ドラマの中の様々なシーンがとても役に立ってくれます。例えば、女官たちが喧嘩をしたりするシーンとかはドラマで割とよく出てくるので、そういった場面を初め、作品内に登場するあらゆる場面が割とイメージしやすいのは確かですし、私自身、映像化したら、こんな感じになるんだろうなぁと頭で思い浮かべながら書くのは愉しい作業です。
以前から繰り返し述べていることではありますが、歴史というのはあくまでも後世に伝わっている事柄のみで、すべてが真実かどうかは判らないし、また、伝わっていない空白の部分というのも大いにあるんじゃないかと思います。要するに想像する余地があるというところに、私は惹きつけられてやまないのです。
今回の話は、そういった歴史的ロマンを追求(?)したというか、空想できる部分に思いきり浸りたいという願いから生まれたと言っても良いでしょう。