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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第31章 新婚生活(?)
 「うん…若返るっていうか、元気が出る感じかな。」

 これは本音で、華を懐柔するための社交辞令ではなかった。柚子との一件で一度は壊れかけた絆であったが、以降、私に真向から愛を傾けてくれる華に心が癒されていっているのもまた事実なのだ。

 華はいまの状態を「新婚」と称したが、最近はそういう表現もあまり気にならない。

 「元気になるって、どこがよぅ?ここかよう?」
 「あっ、またそっち方面か。」

 テーブルの下から伸びてきた脚が、私の股間を軽く蹴り上げた。

 「そうそう、そっち方面(笑)。…ん。ごちそうさま。」
 「ごちそうさま。」

 華は食器を流しに放り込むと、戻ってきて頬杖をつき私の顔を覗き込む。

 「で?」
 「ん?…ああ、そうだな。ちょっと、待ってろ。」

 私が自室の棚の奥から取り出し、持ってきたのは数年前に買ったリモコンバイブである。

 買った当時の最新機種で、10mぐらい離れたところからでもスイッチを入れることが出来る優れものだ。妻と使おうと思って買ったものであったが、結局セックスレスな関係を修復することは出来ず、買ったことさえ告げずにしまい込んでしまっていた物だ。

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