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第32章 帰還

　「勢いよくやらないとね、中がちゃんと洗えないでしょう？ふふ。この中に精子混ぜといたら、妊娠しちゃうかしらね。」

　「そ、そんなこと言うとまた誰かに突っ込まれます…」
　「柚子ちゃん。だから、そういうことは言ってはいけなくってよ？」

　ちららさんは軽く私をたしなめて、それからも何度かビデを取り換えて私の中を念入りに洗っていった。ビデを抜かれると、注入された液がブチュブチュ音を立てながら膣からあふれ出る。


　すっかり外も内も綺麗になって、最後にちららさんは私の髪も優しく洗ってくれた。
　

　髪を乾かして、ブラシでとかしてもらって、すっかり身綺麗になった私だったけれど、それでも服は用意されていなくて、準備されていたのはあの首輪だけだ。

　ちららさんは自分だけ服を着ると、私に首輪をつける。

　「はい。準備OK。じゃあ、ごはんにしましょう。食欲はどお？がっつり、お肉？あっさり、ごはんとお魚？体力つけといたほうがいいわよ。」

　体力？まあ、これで終わりとは思っていなかったけれど、やっぱり今晩もまだ何かあるのね、と私は察した。
　それにしてもおじさんたちも元気だなあ。それだけ私に「需要」があるのかな。

　「…がっつりお肉で。」

　私はもうなかば、開き直りの感覚でそう答えた。