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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第32章 帰還
 アイマスクが外されると、その下からは眉間にしわを寄せて喘ぐ柚子の表情があらわれた。
 はぁはぁとギャグボール越しに荒い息を漏らし、呑み込めない唾液はよだれとなって流れ出している。
 顔面は耳まで真っ赤に染まり、目には涙がにじんでいるようだった。


 鞭とロウは交互に柚子を襲う。

 鞭が入るたび、ロウが垂れるたび、柚子の眉間にはギュッと皺が寄って、また絶叫が響き渡る。

 そんな柚子の表情は男たちの股間を熱くしていた。すでに何人かは浴衣を脱ぎ捨て、その赤黒く屹立したペニスを晒している。
 我慢できずに自らの手でそれを慰め始めているものもいた。

 そんな男たちの姿は、柚子の視界にも入っていた。

 股間から与えられる快楽と上半身に与えられる痛みと熱。そして全身に食い込む縄。
 それらに悶える自分を見つめる男たちの視線と、その感情を表現する完全に勃起した数々のペニスの姿も柚子を内側から刺激する。

 痛みと快楽の境界は完全に混じり合い、すべての刺激が柚子を絶頂に向かって押し上げていった。

 もはや柚子の脳内は様々な感覚と感情で入り乱れ、カオスの様相を呈している。

 まるで全身を切り刻まれ、マッシュポテトのようにグチャグチャに混ぜられていくようだ、と自分でも理解不能な感想を頭の中で感じながら、柚子は小刻みに身を震わせ始めた。

 到達点はすでにそこまで来ていた。

 「ぅふぅっぅんっ……ぐぅうぅぅぁあぁぁぁ…っ…」
 
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