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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第32章 帰還
 柚子を囲んで精液を浴びせかけた男たちは5人である。

 それぞれが十分な興奮を得て放った量であったから、柚子に降り注いだ総量は時間をかけて垂らされた真っ赤なロウにも匹敵する。
 柚子は与えられた快楽の残渣、そしてロウと精液にまみれ尽くした自らの姿に、未だ小さく悶え続けていた。

 「うむぅ。こんなに美しい体は初めて見たな。」
 「私もこれまで何百人と縛ってきましたが…ここまで美しい表現が出来たのは初めて…ですね。」

 口数の少ないヒョットコ男すら、興奮した面持ちでそう語る。

 「やはり、素材がね。」
 「そうだな。素材だな。これだけ幼くて、しかし性に貪欲な肉体。なかなか見つかるもんじゃぁない。」
 「まあ皆さまったら。わたくしへの当てつけみたいに。」

 千鶴がぷくりと膨れて見せた。

 「いやいや、お嬢さん、そういうわけじゃ。」

 男たちは千鶴をなだめて見せるが、千鶴とて本気で気を悪くしていたわけではない。膨れた顔には笑顔が乗っている。

 「縄をほどいてみましょう。この上、縄目があらわになればまた違った感動があるでしょう。

 男たちは柚子の上に散る絵具を崩さないために、柚子をそのまま寝かせたまま、大きなハサミで縄を切り、そして取り去った。
 柚子の全身にはきつく縛られた後の縄目が、薄紫色にとなってくっきりと刻まれていた。
 
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