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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第32章 帰還

 「・・・・・・」

 絶句して表情も変えられなくなってしまった私に、柚子は畳みかけてきた。

 「ほらっ!どうよっ?!お姉ちゃんがあの人達に私を売ったんだよね!?想像通り!?予定通り!?」

 「売った…って…そうかもしれないけど……一体…何…されたの」
 「なんでもされたよ!いっぱいちんちん入れられたし、縛られて、吊るされて、ローソクぼたぼた垂らされてっ、ムチで叩かれたよっ!ママと同じだよ!」

 「嘘…そんなことまで…」

 大声で一気にまくしたてると、ガスが抜けたように柚子は少し落ち着きを取り戻した。
 力が抜けて涙腺が緩んだのか、一杯に貯めていた涙がボロボロと零れ落ちる。

 確かに、柚子をボロボロになるまでおもちゃにされてしまえばいいんだって、そう思って送り出したのはその通りだ。
 だけどまだまだ見た目が子供のこの子に、そこまでするとは、と信じられない思いだった。

 しかし柚子の体に刻み付けられた痕が、それを事実だと語っている。
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