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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第33章 平穏と、それから危機
「えっ!嘘…今帰ってきた!?」
玄関で靴を脱いだ柚子は、そのまま2階へ上がっていこうとする。
「ちょっと!柚子っ!!こっち来なさいっ!」
ピタリと足を止め、一瞬にらむように華のほうに視線を送ったあと、それでも柚子はトコトコとリビングのほうにやってきた。
コートの下は制服のままである。
もうずいぶんと寒くなったというのに短めのスカートから伸びたむき出しの足は、外の冷気の当たったせいなのか赤くなっていた。
「なに?」
柚子は感情の薄い表情で華を正面から見据えた。
「あんた…そんな恰好で今まで何してたのよ!心配するじゃない!」
「心配?そうかなあ。私が3日間いなくても心配じゃなかったでしょ。」
「そういうことじゃないでしょっ…ていうか、あの時だって心配したわよ!」
「ふうん?信じないけど。どっちにしても、お姉ちゃんには関係ないでしょ。あたしはあたしで好きにやるから。」
「す、好きにやるってあんた…」
何をしているの?こんな時間までどこにいたの?
そう問い正したい気持ちでいっぱいになる一方で、それを聞いて事実を知ってしまうのも恐ろしい、と華は感じていた。
玄関で靴を脱いだ柚子は、そのまま2階へ上がっていこうとする。
「ちょっと!柚子っ!!こっち来なさいっ!」
ピタリと足を止め、一瞬にらむように華のほうに視線を送ったあと、それでも柚子はトコトコとリビングのほうにやってきた。
コートの下は制服のままである。
もうずいぶんと寒くなったというのに短めのスカートから伸びたむき出しの足は、外の冷気の当たったせいなのか赤くなっていた。
「なに?」
柚子は感情の薄い表情で華を正面から見据えた。
「あんた…そんな恰好で今まで何してたのよ!心配するじゃない!」
「心配?そうかなあ。私が3日間いなくても心配じゃなかったでしょ。」
「そういうことじゃないでしょっ…ていうか、あの時だって心配したわよ!」
「ふうん?信じないけど。どっちにしても、お姉ちゃんには関係ないでしょ。あたしはあたしで好きにやるから。」
「す、好きにやるってあんた…」
何をしているの?こんな時間までどこにいたの?
そう問い正したい気持ちでいっぱいになる一方で、それを聞いて事実を知ってしまうのも恐ろしい、と華は感じていた。