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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第34章 どうなっちゃうの?
 だから、私は認めるしかなかったんだけど、認めた瞬間に飛んできたお姉ちゃんの平手打ち。
 私をこんな風にしたお姉ちゃんに、そんなことする資格ないだろうって、むかっ!ってなって、それでお姉ちゃんに飛びかかろうとした時。
 
 突然お腹に猛烈な痛みがおそった。
 それは、ギューーーッって、締め付けられるような痛みで、私はうずくまったまま、まともに声も出せない。

 このまま、お腹の赤ちゃん流れちゃうかもしれない…

 昨日までは、どうなってもいい、流産するならそれはそれでいいやとさえ思ったこともある。だから大して気づかいもしてこなかったし、病院にも通わなかった。それなのに、いざそれが本当になりそうだって感じたら、急に私の中には恐怖と悲しみが広がった。

 やだ、この子を殺したくない。助けて…

 お父さんは高熱で寝込んでたし、お姉ちゃんはどうしていいかわからなくなって泣き出してしまう。


 それでもお姉ちゃんは頑張って救急車を呼んで、私を病院まで連れて行ってくれた。
 そのあとのことはほとんど覚えていないけれど、お姉ちゃんは朝まで付き添っていてくれたみたいだ。
 今は私の寝ているベッドの足元あたりにふせって眠っている。


 お腹に痛みはもうなかった。

 でも赤ちゃんがどうなったのかは…よくわからない。
 ただ、お姉ちゃんが本気で心配してくれたんだってことは十分わかる。

 ここまでの事になってようやく、私はお姉ちゃんに対して素直にな気持ちになり始めていた。





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