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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第34章 どうなっちゃうの?
先生は別に中絶を勧めたかったわけではないようで、うん、それならいいんだ、とニッコリ笑って、それ以上のことは聞かなかった。ただ、これからはちゃんと通院するように、とも釘を刺された。
先生の話が終わると、私は急に家に残してきたお父さんのことが心配になってくる。
大丈夫だと思うけれど、「急変」なんて言葉を聞いてしまうと嫌な予感が頭をもたげてきたのだ。
今頃、猛烈に熱を出して、のたうち回っていたりしやしないか、血なんか吐いちゃったりしてないか、なんて悪い想像ばかりが駆け巡った。
だから、柚子には悪いけど、急いで家に帰ろうと私は決める。
「じゃあ、あたし帰るから。お父さん心配でさ。看護師さんのいうこと聞いて、おとなしくしているのよ。」
入院が伸びたことを伝えたら嫌な顔するかなと思ったけれど、柚子は意外に明るく笑った。
「はいはい。わたしは大丈夫だよ。早く帰ってあげなよ。」
そして私は病院を後にした。
一人になると悪い予感もどんどん強くなって、私はタクシーを使って帰りを急ぐ。
「ただいまっ!お父さんっ、大丈夫!?」
ドアを開けてすぐ、そう呼びかけた。けれど返事はない。
あわてて部屋に入ると、ベッドの上で微動だにしていないお父さんが目に入った。
ドキドキしながら近づいて、そっと顔を近づけてみる。
スウスウと静かな寝息が聞こえた。
先生の話が終わると、私は急に家に残してきたお父さんのことが心配になってくる。
大丈夫だと思うけれど、「急変」なんて言葉を聞いてしまうと嫌な予感が頭をもたげてきたのだ。
今頃、猛烈に熱を出して、のたうち回っていたりしやしないか、血なんか吐いちゃったりしてないか、なんて悪い想像ばかりが駆け巡った。
だから、柚子には悪いけど、急いで家に帰ろうと私は決める。
「じゃあ、あたし帰るから。お父さん心配でさ。看護師さんのいうこと聞いて、おとなしくしているのよ。」
入院が伸びたことを伝えたら嫌な顔するかなと思ったけれど、柚子は意外に明るく笑った。
「はいはい。わたしは大丈夫だよ。早く帰ってあげなよ。」
そして私は病院を後にした。
一人になると悪い予感もどんどん強くなって、私はタクシーを使って帰りを急ぐ。
「ただいまっ!お父さんっ、大丈夫!?」
ドアを開けてすぐ、そう呼びかけた。けれど返事はない。
あわてて部屋に入ると、ベッドの上で微動だにしていないお父さんが目に入った。
ドキドキしながら近づいて、そっと顔を近づけてみる。
スウスウと静かな寝息が聞こえた。