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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第34章 どうなっちゃうの?
「お茶とジュースと、どっちがいい?うちの場合、お茶って言ったらティーバッグで入れた緑茶になっちゃうけど。」
「あ、そんなの。ほんとにいいです。すぐ出ますから…」
「ま、そう言わずに。何も出さずに待たせてたなんてことになったら、僕が真知…お母さんに怒られてしまう。」
「…じゃあ、ジュースで」
「承知。」
コップに注がれたオレンジジュースを、カラカラと氷の音をさせながら可美村は娘へ差し出した。
渡されてしまうと、テーブルのないこの部屋ではそれを置いておく場所もなく、娘はそれを半分ほど一気に飲み干す。
その様子を見ていた可美村は、そうか、と何かに気付いたような表情で言った。
「ああ、置く場所、なかったね。まあ、机の上に置いてくれていいから。」
「はい、ありがとうございます…」
娘は残りの半分もすぐに飲み干すと、手を伸ばして机の上に置いた。
可美村がリモコンをとってスイッチを押すと、出窓のところにある小さなステレオが音楽を流し始める。
ハードロックというのか、ヘビーメタルというのか。可美村からにじむ雰囲気には少々似つかわしくない激しめの音楽である。
「音がないとちょっと間が持てない感じするから、うるさかったら言ってくれ。」
確かに、静かな部屋で二人きりなのは少々間を持て余すから、音楽くらいあったほうがいいなと娘もそれに同意した。
「あ、そんなの。ほんとにいいです。すぐ出ますから…」
「ま、そう言わずに。何も出さずに待たせてたなんてことになったら、僕が真知…お母さんに怒られてしまう。」
「…じゃあ、ジュースで」
「承知。」
コップに注がれたオレンジジュースを、カラカラと氷の音をさせながら可美村は娘へ差し出した。
渡されてしまうと、テーブルのないこの部屋ではそれを置いておく場所もなく、娘はそれを半分ほど一気に飲み干す。
その様子を見ていた可美村は、そうか、と何かに気付いたような表情で言った。
「ああ、置く場所、なかったね。まあ、机の上に置いてくれていいから。」
「はい、ありがとうございます…」
娘は残りの半分もすぐに飲み干すと、手を伸ばして机の上に置いた。
可美村がリモコンをとってスイッチを押すと、出窓のところにある小さなステレオが音楽を流し始める。
ハードロックというのか、ヘビーメタルというのか。可美村からにじむ雰囲気には少々似つかわしくない激しめの音楽である。
「音がないとちょっと間が持てない感じするから、うるさかったら言ってくれ。」
確かに、静かな部屋で二人きりなのは少々間を持て余すから、音楽くらいあったほうがいいなと娘もそれに同意した。