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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第34章 どうなっちゃうの?
一つ目の偶然は山下公園での出会いである。
あの時、華は股間に稼働中のリモコンバイブを股間に納め、そして可美村に触れられた瞬間にアクメを迎えた。
そのこと自体は可美村の知るところではなかったが、しゃがみこんだ華が下から悩まし気な表情で可美村を見上げた時の映像は彼の脳裏に強く焼き付いた。
その時はまだ、華に女を感じた、くらいのことで済んでいた。
しかしその後、真知子が可美村の下で喘ぐたび、彼の脳裏ではその時の華の表情が真知子に重なるようになっていく。
それは華が真知子をそのまま若くしたのではないかというほどに、相似の顔立ちを持っていたためでもある。
いつしか可美村は、真知子を抱くことの向こうに華を想像してしまうようになっていた。
そして二つ目の偶然は、今日この日、真知子がパートに出るときにスマホを忘れていったことである。
もともと緩い性格で可美村に対して秘密も抱えていない真知子は、スマホにロックをかけていない。
そこへ三つ目の偶然として、華が真知子に対して相談を持ち掛けるラインを送ってきた。
人のスマホを勝手に操作するという罪悪感、身分を詐称するという罪悪感。
それらがしばらくは可美村を逡巡させたが、しかし結局は出来るだけ嘘にならない範囲の文章で、可美村は華にここへ来るように持ち掛けていた。