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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第34章 どうなっちゃうの?
 それでもその時点では可美村は周到な計画を持っていたわけではなかった。
 しかし悪魔の波状攻撃は、彼にさらなる追い打ちをかける。

 このタイミングで、彼は以前医者にマイスリーと呼ばれる睡眠導入剤を処方されていたことを思い出してしまったのである。

 もちろん普通に医者に処方してもらえる薬であるから、映画やドラマのように飲んだ瞬間に気を失うといったようなものではない。
 しかし、それでも効果の強い薬である。彼自身、初めて飲んだ時は5分ほどで意識が怪しくなり、そのままあっという間に眠りについてしまったという事実がある。いきなり眠らせることはできなくても、抵抗する力を奪うことはできるかもしれない。

 そこに思い至ったとき、ついに可美村の理性は突き崩され、彼は華を犯すことを決意してしまう。

 普段は掲げていなかった表札を厚紙とボールペンで作成し、玄関の外につける。そして真知子のスマホを靴箱の上に置いた。
 部屋ではテーブルと座椅子をすべて押し入れに放り込み、ベッド以外には机の椅子以外座る場所のない空間として、クモの巣のごとき罠を張った。

 可美村は周到に準備を整え、そして華はまんまとその罠に落ちたのである。


 網にかかった獲物は、今やそのベッドの上で料理されるのを待っていた。

 可美村は華のコートを壁のハンガーにかけると、ベッドの上で華の全身を服の上から撫でまわしていく。
 真知子と違い、まだ少し硬さの残るその若い肉体は可美村の興奮を高めてゆき、彼はまず自分から全裸となった。
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