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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第36章 ほのぼのレイプ ~ B面
[12月6日(土)] 風景:華の部屋
華がその日すんなりと寝付けたのかといえば、彼女自身が予想した通りそうではなかった。
痕をつけられてしまった自分の体を見たくないから、部屋に入った瞬間に華は電気を消した。
真っ暗な中でパジャマに着替えてベッドに横になると、頭の中で可美村がいやらしく口元を歪めて嗤う。
さらにその次には黒くグロテスクな突起に覆われたあのペニスが頭をよぎる。
あんな気持ちの悪いものを…私は入れられて、そして…
その瞬間を思い出すだけで、体はゾクリと震えた。
しかしその震えの意味が単なる嫌悪感だけでないことにも華は気づいている。
それが父への、ある種の裏切りを伴う感情だとわかって、彼女は身もだえしてしまうのである。
あの男は…これからも私のことを呼ぶって言った…呼ばれたら…どうしたらいいの…
やっぱり、行くしかない、のよね…
そう自分の中で言い聞かせるような結論を出すと、頭の中の映像がまた可美村の醜悪な笑顔へと戻っていく。
そんな永遠に続くかのようなループに華は延々と捉われ続けた。
それでも体が疲れていたせいなのか、何時間か悶々としながら寝がえりをうつうちに、華は眠りに落ちていった。