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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第36章 ほのぼのレイプ ~ B面
「パパが元気になって、久しぶりにエッチなことしてたんじゃないの?」
午後になって柚子を病院に迎えに行くと、ニヤニヤとしながら開口一番、柚子はそう耳元で囁いた。
「まあ、ねえ…」
「あれ、なんか暗いね。喧嘩でもした?パパは一緒に来なかったの?」
朝になってお父さんはおはよう、と声をかけてきたけれど、私は返事をする気にもならなくて顔をプイと背けて返事もしなかった。
もちろん今でもお父さんのことは愛しているけれど、私が苦悩のどん底にいるっていうのに好き勝手に振る舞って、たった一つのお願いすら聞いてくれなかったことに私は腹を立てていたし、悲しく思っていた。
もちろん、お父さんは何も知らなかったのだし、これで終わってしまうなんてことは考えたくもないけれど、でも今はまともに会話できる気もしなかった。
「お父さんは置いてきたよ。まだ病み上がりだしね。そういうあんたはやけに明るいね。うらやましいわ。」
「なんかもういろいろどうでも良くなったみたいなところはあるけどね。なんていうか、今回助かったってことで、とりあえず今までの嫌なことは全部帳消しって気分かな。」
確かに柚子は単に体調が戻って元気になったというだけでなく、精神的にも健康体に戻ったように見えた。
それは心の中にどんよりとした空気を抱えている私とは対照的だ。