この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第37章 追い詰められていく。
「そうお急ぎにならずに…もう少しお話ししましょう。今度は私たちの間の話を。」
立ち去ろうとする私をあの男は引き止めた。
「・・・私のほうに話すことなんか、何もない。」
「ええ。まあ、そりゃあそうかも知れないですね。私も別に喧嘩や議論をしたいわけでもなくって。その、ちょっとお願いというか……生活苦、なんですね。」
男は少し辛そうな表情を見せる。だがそれも作り物であったろうと今は思える。
「あ?誰が?」
「ですから、真知子、さん…と私です。」
「??何を言っている。」
「私にはまだ妻と息子がおりまして…そちらのほうにも仕送りをしなくてはいけない…その上で、真知子さんとの生活もあります。一人のうちはどうということはありませんでした。ですが、やはり真知子さんにももう少しいい生活をさせてやりたい。」
「!!……金を貸せ、というのか。」
冗談ではない。泥棒に追い銭とはこのことだ。比喩ですらない、そのままだ。
「平たく言うと、そういう話なんです…少し支援していただけないかと…思いまして…」
臆面もなくそのようなことを言う男に、腹が立つ前に笑いがこみ上げてきた。
立ち去ろうとする私をあの男は引き止めた。
「・・・私のほうに話すことなんか、何もない。」
「ええ。まあ、そりゃあそうかも知れないですね。私も別に喧嘩や議論をしたいわけでもなくって。その、ちょっとお願いというか……生活苦、なんですね。」
男は少し辛そうな表情を見せる。だがそれも作り物であったろうと今は思える。
「あ?誰が?」
「ですから、真知子、さん…と私です。」
「??何を言っている。」
「私にはまだ妻と息子がおりまして…そちらのほうにも仕送りをしなくてはいけない…その上で、真知子さんとの生活もあります。一人のうちはどうということはありませんでした。ですが、やはり真知子さんにももう少しいい生活をさせてやりたい。」
「!!……金を貸せ、というのか。」
冗談ではない。泥棒に追い銭とはこのことだ。比喩ですらない、そのままだ。
「平たく言うと、そういう話なんです…少し支援していただけないかと…思いまして…」
臆面もなくそのようなことを言う男に、腹が立つ前に笑いがこみ上げてきた。