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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第37章 追い詰められていく。
「あなただって、私のことを一方的に責められるような立場なのかなあと。なんとなくそんな感じがしますよね。」
「・・・・・何が言いたい。」
「さあ、どうでしょう。世の中には曖昧なままのほうがいいことだってあります。なんでもかんでも白黒つければいいってもんじゃあない。ただ…」
「ただ、なんだ。」
「例えばの話です。例えばあなたが悪いことをして、逮捕されたりクビになったりとかしてしまえば、そりゃあ娘さんたちは困ってしまいますよね。そんな不幸は誰も望んでやしない。もちろん僕だってそうです。可愛い教え子が路頭に迷うなんて、考えたくもない。」
間違いなかった。この男は、私の華との関係を知っている。
そしてこれは脅迫、いや、恐喝以外の何物でもないだろう。
しかし二人きりのこの空間でそれを直接的に言ってこないのは…何故か…
答えは一つしかないだろう。今、この男は会話を録音しているのだ。私にだけ不利な状況を記録して、より強固な恐喝ネタを得ようとしているに違いなかった。
「貴様…最低な男だな…」
「いやぁ。厳しいなぁ。私はあなた方家族のことを心配しているだけなんですよ。」