この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第37章 追い詰められていく。
華が意を決して呼び鈴に手を伸ばしたところで、唐突にドアが開いた。
「きゃっ」
いきなりドアを開けられて小さな悲鳴がもれる。
「やあ。来たね。」
「なんで…わかったの。」
「なんとなくね。そろそろ来るかなって思っていたから、モニターを見た。」
そう言って可美村は呼び鈴の下あたりを指さす。
そこには、確かに小さなカメラらしきものがついていた。
「……気持ち悪い…」
「ははっ、相変わらずだな。…どうした。入らないのかい?そんなところにずっといたら目立つよ。…冷えるしね。」
「あのね…お願いがあるの。」
「ああ。何だい?」
「もういいの。いいから…好きにしていいから。…だから、痕が残るようなことだけはやめて欲しいの。」
「うん。そんなことか。わかったよ。痕は残さないように気を付けよう?ささ、だから入って。ほら、こんなに冷えているじゃないか。」
可美村は即答し、そして華の手を握りしめた。
手袋もせずにここまでやって来た華の手は氷のように冷たく、それは華の表情と相まって、彼女の心の温度を表現しているかのようでもあった。
「絶対に…約束だからね…」
そう言ってからようやく華は歩を進め、可美村の部屋の中へ消えていった。
「きゃっ」
いきなりドアを開けられて小さな悲鳴がもれる。
「やあ。来たね。」
「なんで…わかったの。」
「なんとなくね。そろそろ来るかなって思っていたから、モニターを見た。」
そう言って可美村は呼び鈴の下あたりを指さす。
そこには、確かに小さなカメラらしきものがついていた。
「……気持ち悪い…」
「ははっ、相変わらずだな。…どうした。入らないのかい?そんなところにずっといたら目立つよ。…冷えるしね。」
「あのね…お願いがあるの。」
「ああ。何だい?」
「もういいの。いいから…好きにしていいから。…だから、痕が残るようなことだけはやめて欲しいの。」
「うん。そんなことか。わかったよ。痕は残さないように気を付けよう?ささ、だから入って。ほら、こんなに冷えているじゃないか。」
可美村は即答し、そして華の手を握りしめた。
手袋もせずにここまでやって来た華の手は氷のように冷たく、それは華の表情と相まって、彼女の心の温度を表現しているかのようでもあった。
「絶対に…約束だからね…」
そう言ってからようやく華は歩を進め、可美村の部屋の中へ消えていった。