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第37章 追い詰められていく。

　包皮を剥こうと皮を根元のほうに押しやろうとするが、まだ柔らかいペニスは全体が後ろへ逃げてしまい、うまく剥くことが出来なかった。

　「剥けないじゃん…」
　「そうだね。まだ勃起していないからね。少し、舐めて大きくしてくれたら上手くできるんじゃないかな。ほら、舌を伸ばして…」

　「・・・・」

　華は言われたとおりに舌を伸ばすと、可美村の小さなペニスに舌を這わせようとする。
　だが5cmにも満たない小さく柔らかいペニスが相手ではそれもうまくいかず、結局華はペニス全体を吸い込むようにして口の中へ咥えこんだ。
　
　「むぐっ…ぅんっむっ…」
　「そうそう、そうしてしばらくモグモグしてくれたら、すぐに大きくなるから。」

　言っているそばから華の口の中で可美村のペニスは頭をもたげ始めた。
　二回りほど大きくなり多少の硬さを備えたところで、なにやらツンとした臭気が口腔に拡がり、華はそれを口から吐き出した。

　顔を少し離して再びペニスを観察すると、先のほうの皮は少しだけ開口し、その向こうに尿道が見える。

　「もういけると思うよ。」
　
　華は今一度ペニスに手を伸ばすと、さっきと同じように皮を追いやる。さっきと違って、皮はペニスの竿の部分とは独立して動けるようだ。
　少し抵抗を感じたあと、くりっ、と皮は根元へ寄り、可美村の真っ赤な亀頭が姿を現した。