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第37章 追い詰められていく。

　「うん…お尻の穴のシワがね、ちょっと不均一になってきているよ。綺麗な肛門なのになあ。あんまり使いすぎると良くないぞ。」
　
　ほんとにそうなのかな…と、華は少し不安になった。
　最初は元カレの弟に無理やり開通させられた肛門であったが、自分で拡張した後は父との交わりでもしばしば使用してきた。
　
　今はそこで性感を得ることもできる。

　「なに。先生はこっちの穴には興味ないから、安心していいよ。じゃあ、もう手を放していいから。この恰好のまま、もう一度ローターでさっきの続きをするんだ。」

　華は先ほどからビーンと震えたまま放置されていたローターを拾い上げ、再びクリトリスに押し当てた。

　「…んっ…ぁっ…ああ…」
　
　クリトリスにローターが触れるや、すぐに華の腰はくねり始める。

　こんなに恥ずかしい姿をこんな男に間近に見られてっ…どうしてそれで濡れるんだよう…

　そんな思いとは裏腹に、確実に身体は反応していく。
　もうどうでもいいや、考えるのをやめよう、そう思いかけたところで、突然華は意識を引き戻された。

　可美村が両手で華の尻を拡げたのだ。
　自分で拡げていた時よりもずっと強い力で拡げられ、尻の穴がぽかっと開いたのがわかる。

　「ひゃぁっ…ぁっ…そっ、そっちは興味ないんじゃっ…なっ、なかった、のぅっ…」
　「んん。そうだったんだけどね。ちょっといたずらしてみたくなった。」

　そして拡げられた肛門に、可美村の舌が這い回り始めた。