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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第38章 離れていく心
 そんな風にして、お父さんの心は私から離れてしまった。

 全てはあの男が悪いのだけれど、今やもうどうしていいのかわからない。


 「お父さんにはこのことは言わないほうがいいよ。さすがに逆上して、何をしでかすかわからない。そうなったらもう終わりだよ。」

 そんなあの男の言葉が頭の中に響く。
 全く許せない話だけれど、その言い分はたぶんその通りだ。
 
 私がこんな目に合ってることを知ってしまったら、お父さんは自分の人生なんか犠牲にして、私のために何かをしようとするだろう。
 でもそれは、私たちの幸せを完全に壊してしまうのは明らか。

 だからお父さんに悲しい思いをさせたって、このことは隠さなきゃならない。
 それは柚子にだって、お母さんにだって同じことだった。

 
 それにしても、全てあの男が悪い。今日だって約束さえ守ってくれていたらこんなことにはならなかったんだ。

 私を呼びつけて、さんざん恥ずかしい恰好をさせて。
 洗ってもいない汚いものを、きれいになるまで舐めさせられた。
 何あの白いやつ。臭くてへんな味で。

 小さくって、包茎なくせに、恥ずかしがりもしないとか、変態も突き抜けるとああなるのね。

 
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