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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第38章 離れていく心
[12月8日(月)] 妹のプライベート日記
随分と夜遅く、といっても私が夜遊びしてた頃に比べたらまだ早いかもしれないけど、お姉ちゃんが帰ってきたのがわかった。
一区切りつくところまで宿題をやって、下に降りようとドアを開けたところで、ワーワー泣いてるお姉ちゃんの声が聞こえた。
あわてて階段降りて、どうしたのって聞いてみてもお姉ちゃんはなにも教えてくれず、そのまま上に上がってしまう。
パパの部屋に入ってみると、パパはベッドに座ってうなだれてた。
「パパ、お姉ちゃん泣かせちゃったの?てゆうか、パパも泣きそう?」
私は横に座って聞いてみる。
せっかく体調が戻ったのに、また元気のない姿。
「そう見えるか…まあ仕方ないかなぁ。パパ、お姉ちゃんに振られてしまったみたいだ。」
「えーっ!?嘘でしょう?ほんとに新しい彼氏?」
「だと思う。」
そんなはずはないって思った。
病院でいろいろ話をしたとき、間違いなくお姉ちゃんはパパを愛してるって感じたし、他の男とどうにかなるなんて、考えられない。それって、ついおとといの話だし。
「今日、お姉ちゃん遅かったろ?」
「……うん」
「指輪、外して誰かと会ってたんだよな。」