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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第38章 離れていく心
 「え、それはそういうことだってあるかもだよ。」
 「…でも…な。首筋にこう…クッキリと、キスマークついてた。」

 「えーっ!?ホントに!?…それって…えーっ…!?」
 「友達とふざけてたらついちゃったなんて言ってたけどな。だったら隠す必要もないよなぁ。」

 「…う、うん…そうだね…」

 それを聞いてもまだ信じられない気持ちでいっぱいだったけど、確かに昨日の様子はちょっと変だった。
 パパとのことは聞いてほしくない、みたいな、そんな感じだったような。

 「こ、こないだあたしが言ったのはホントに冗談だからね…」
 「まあ、あながち的外れでもなかったってことさ。」

 そこでもう言葉が続かなくなって、パパと二人で黙りこくってしまう。
 どうにもこうにも気まずくなって、私は本当は触れたくなかった話題に話をふった。

 「そういえば…学校に呼び出されたのってなんだったの?」

 パパはそこで突然はっとしたような顔になって私の顔を見る。
 わっ、嫌な予感…て思った。 

 「柚子っ、お前…その…えっ、援助交際してるとかって、言われてるぞっ…」
 
 いきなり直球が来た。でもまあ、予想通りの内容だったね。

 「うん。知ってる…結構噂みたいになっててね。」
 「…まさか、本当じゃないな?」
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