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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第38章 離れていく心
 どう答えるかは、最初から決まっていた。

 「そんなわけないでしょ。私は昔からお姉ちゃん一筋だよ。」
 「うっ、そ、それもどうかと思うけどな……まあ、でもそれなら良かった。」

 「パパならしてあげてもいいよ?10万くらいくれたら(笑)」
 「あっ、アホかっ。」

 そんな冗談で少し空気はなごんだけど、すぐにパパの顔はまた厳しくなった。

 「あの担任な。可美村ってやつ……どんな先生だ?ちゃんと教師やってるのか?」
 
 どうやらパパはハゲ村に敵意を見せてる。
 ママの浮気相手だからなのか、今回の私の件でなのか…その両方かも知れないけど。

 「うーん。前はね、まあ結構まじめで教え方も上手い、いい先生だったよ。」
 「だった?」 
 「…パパも知ってるんでしょ。ママとのこと。それ知ったら、全然違うじゃん。」

 「そうか。そうだな。」

 「学校じゃあ、前と全然変わらないけどね。でも良く私の前に立っていられるなぁって思うよ。ずうずうしいっていうか、メンタル強いのかな。」
 「ああああ、いやっ、全くだっ!全くその通りだ!」
 
 パパはすこし息をあらくしながら厳しい顔をもっとしかめた。
  
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