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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第38章 離れていく心
「でもさ、あたしが退院してきてから、お姉ちゃんとパパ、してないでしょ。」
「そ、そんなことどうしてわかるんだ…」
そこで一瞬、柚子は眉を上げた。
「はっ?何言ってんの?一緒に住んでてわからないわけないっしょ?あたしがどんだけ……ま、それはいいや。」
すぐに元の表情に戻ると、柚子は体を少し父に寄せる。
「ね、ひとりエッチしてるの?エッチなビデオとかで。」
「お、お前なぁ…いや、最近はそういう気にもならないから、なんにもしてない。」
「じゃあ溜まってるねえ?」
「だっ、だからそういうことを……エッチな気分にならないんだから、溜まってもいないっ。」
ピシッ、と言い切ったつもりの本人であったが、それは柚子には猿芝居のようにしか見えなかったようだ。
「ふうん?(笑)」
柚子はニヤニヤとしながら父の股間に手を伸ばす。そしてその手は先日のように振り払われることはなかった。
「へえ、今日はいいんだ?お姉ちゃんいないもんね?(笑)」
「そうじゃないけど…でもやっぱりそれはダメだ…柚子だってお姉ちゃんとまたあんなことになるのは嫌だろう?」
「うーん、そうなんだけどさ……パパが傷つくと思ったから、黙ってたんだけど…」
「なにっ?なにかまだあるのか?」
「お姉ちゃんさ、パパとはもうあたしの好きにしていいよって、そう言ったんだよね…」