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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第38章 離れていく心
 突然言うことが180度変わり、私は戸惑う。

 「えっ!?なんだ?ど、どっちなんだ!?」
 「おっ、お姉ちゃん、帰ってきたってぇ!」
 「な、なに!?」
 「しぃーっ、も、声出さないで……んっぁっ…」

 ガチャっ、とドアが開く音がすると、ほどなくして華が玄関から上がる音も聞こえた。
 軽く、ただいまぁ、と声が聞こえ、そしてペタペタとスリッパの足音がこちらへ近づいてきて、部屋の前で止まった。

 ペニスはまだ柚子の中に全部入ったままである。

 足音は一瞬だけ部屋の前で止まったあと、すぐにまた台所のほうへ遠ざかって行った。
 
 「パッ、パパ…お、お願い…このまま…じっとしてて…動かれたら…こっ、声でちゃう…から…」

 ひそひそ声で柚子は言う。

 「抜こうか?」
 「それもっ…ぁは…だめっ…ちょっとでもっ……声っ…出そ…ぁ…んぁっ…はぁっ…」

 そう言ってから柚子は両手を口に当てた。

 動いてなくても、ペニスで膣内が満たされているだけで、柚子はこらえきれないのだろう。
 ふーっ、んふーっ、と息を荒げながら、柚子は必死に声が漏れないように耐えている。

 表情は歪み、先ほどにも増して泣き出しそうな表情だ。

 それを見て、思わずペニスがピクリと脈動してしまうと、柚子は首をブンブンと左右に振って口元を押さえる手にさらに力を込めた。

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