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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第38章 離れていく心
 柚子がそうして苦しむように耐え忍ぶ中、台所からまたパタ…パタと足音がゆっくり戻ってくる。
 そして、パタ…パタ…パタ、と足音は部屋の前で止まった。

 「!!」
 
 柚子が目を見開いてこちらを見る。
 私も心臓がバクバクと脈打ち、額に汗がにじみ始めた。

 どのくらいの間、その状態が続いたのか。
 おそらく1分くらいだったろう。

 動いてはいけないと思えば思うほど、ペニスは時折、ビクリ、と脈動してしまう。
 その度に柚子は必死に声をこらえて、右へ左へとのたうつように悶えた。


 私たちは必死に息を殺して、華が去るのを待っていたのである。


 そして、華はドアノブに手をかけることはなく、足音は階段を上って上の階へと消えていった。


 「…ふう……びっくりしたぁ…ぁ…はぁ……っふはぁ…」
 「カギはかかってたけど、な。起きろ起きろって騒がれたら終わってた…」

 とりあえずの一安心で思わず私は身を起こした。が、ペニスはまだ柚子の中に深々と挿さったままであったから。

 「あ、だめっって…やっ…うっ、動かさないっ…でっ…声は…聞こえちゃうって…」
  
 
 結局その後、柚子は部屋に戻ることができずに、朝方まで私と同じベッドで過ごすこととなった。


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