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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第39章 事態を収拾するには勇気が必要だ。いろんな勇気が。
 ハゲ男はしばらく私のお尻に突っ込んだままで余韻を楽しんでいたみたいだったけど、突然立ち上がりそれを引き抜いた。
 うつ伏せになった私のお尻の穴から逆流した精液が流れ出して、私のおまんこの入り口を濡らしていくのがわかる。

 それから私を仰向けにして、全身の柔らかいところを探しながら片っ端からキスマークを付けていく。

首筋、お腹、二の腕の内側、内腿、ふくらはぎ……

 これももう、毎回のことになってしまった。

 全身のいたるところにつけられたキスマークは柚子に見られてしまい、私にお父さん以外の好きな人ができたと誤解させた。
 お父さんが顔を合わせてもくれないのも、柚子がそれを話してしまったからなのかもしれない。 

 それにも飽きると、あの男は全裸のまま一度部屋を出ると、灰皿を持って戻ってきた。
 机の椅子に座ると引き出しから一本だけタバコを取り出し、火をつけてふーと深く煙を吐く。
私の方に流れてきた薄紫が目にしみて、独特の香りが部屋全体に広がった。

 「タバコ、吸うんだ。」
 「たまにね。」
 「教師のくせに。」
 「教師がタバコを吸っちゃいけないなんてこと、ないだろう。」

 それには答えず、私はガバ、と起き上がっていきなりタバコを奪い取る。

 「あっ」

 そして素早く奪い取ったタバコを咥え、一度深く吸い込んでから、吐いた。
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