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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第41章 遅れてきたクリスマス
 「その話はもう…」
 「いや、だから違うんだって。誤解なの。…お姉ちゃん、さあ、脱いで。」
 
 「う、うん…」

 華はシャツのボタンに手をかける。そしてシャツをスルリと脱いだ瞬間、

 「これはっ!…ひどい…」

 思わず口にしてしまうほど、痛々しい光景が目に飛び込んできた。

 華の上半身には、いたるところに小さなあざのような赤紫色の斑点が刻まれている。
 ブラジャーに隠されてわからないが、おそらく乳房も例外ではないのだろう、と思った。

 スカートもだよ、と柚子に促され、華はスカートも脱ぎ落す。

 下腹部も、太腿の内側も。余すところなく、肌はその斑点で埋め尽くされている。
 今日の華は膝丈ほどのスカートにニーソックスという恰好であったので、足の大半は見えなかった。
 が、足の全ても同様にこの烙印で埋め尽くされているのか、と想像すると、心臓を握り潰されているかのようにギュっと胸が痛んだ。

 「ね、パパ…ひどいでしょ…こんなの、恋人がすることじゃないよね。」

 「う…し、しかし…」

 「お姉ちゃん、悪い男の人に騙されて、それで逆らえなくなっちゃったんだって。それで、こんなことされても逃げることも出来なかったんだよ。」

 「!?…犯されたのか」
 「え……う、ううん…そこまでは…されてないよ…」
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