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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第42章 2014 2 2015

 「お姉ちゃん…疲れた…」
 「あたしもだぁ…おもちゃとか使わなくても、結構気持ちよくなれるね…」

 私たちはベッドの上で体を触りあいながら体を休めた。 
 
 「うん…こういうの、ずっとしたかったんだよ…そういえば。」
 「へえ…」
 「ねえ…お姉ちゃん、パパとばっかり仲良くしないで…たまには私とも今日みたいに仲良くしてほしぃ…」

 私は一瞬、なんて答えようか迷ったけど、断るっていう選択もなかった。

 「……うん、いいよ。」
 「ありがとっ」

 柚子は私に抱き着くと唇を重ねてきて、私たちは互いに舌を絡めあった。
 

 けど、私と柚子の気持ちにはズレがある。


 私が柚子を思う気持ちは、あくまでも可愛い妹にむける、姉の気持ちのままだ。
 けれど、柚子が私に寄せる想いは恋愛に近いものか、あるいは恋愛そのものなんだろう。

 だけど、柚子も身体は女だから、結局男の人のおちんちんを欲しいって身体が求めてしまうんだ。

 それは可哀想なことだなって思う。

 その点、私はシンプルだ。
 お父さんのことが好きだからお父さんのおちんちんも好きなわけで、心のままに生きれば身体の欲望も満たされる。

 でも柚子は他の男の人を好きになることが出来なかったら、一生この矛盾から解放されない。
 もう私の小細工のようなおもちゃでは、柚子の身体の部分を満たしてあげることはできないし、心のほうだって私の気持ちはお父さんのものだ。

 柚子からしたら、私との関係は元通りになったって思えているかもしれないけど…


 私の柚子への気持ちは前よりも複雑になってしまった。
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