この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第42章 2014 2 2015
 自分の子だと信じたまま、憎い相手の子を育てるハメになる桜井徹を想像すると、それは何にも増して心地よい復讐となるだろうと思え、先ほどまでの暗い気持とは裏腹に気分は愉快になる。

 「ん?いや、待てよ…すでに妊娠している可能性だってあるんじゃないのか。」

 ふと、可美村はそこに気づく。

 「いや、そうなったら…なっていたら…これほど笑えることはないな。はは…あはははははは!!」

 暗い夜道で一人高笑いする可美村は、はたから見ればちょっとした狂人のようであったかもしれない。


 そのとき、彼の高笑いをかき消すほどの大きなエンジン音があたりに響き始めた。

 「またか…この音はトラックだな。」

 トラックのヘッドライトで、急速にあたりは光で満たされていく。
 夜の細い路地であるにも関わらず、そのスピードに遠慮は見られなかった。
 
 とはいえこの道を使うものにとって、それは日常茶飯事である。
 可美村はトトッと数メートルほど速足で進むと、電柱の陰に回って隠れるように陣取った。

 「まったく、危険な連中だ。いつか事故起こすぞ…早く行ってしまえ。」

 そう呟いて、可美村はふうとため息をつく。
 そのようにしてこのままやり過ごして安全を確保するのが、この道の歩き方なのである。  
 
/2043ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ