この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第42章 2014 2 2015

 ……つもりだった。しかし、身体はピクリとも動かない。

 そして視界に広がる動物の絵も、また1mm足りとも動かなかった。

 あれ…からだ…動かない……というより…全身に感覚がない…

 その状況を受け入れた直後、彼は絶望的な事実を理解してしまった。


 「この…動物の絵……俺の…俺の革ジャンの背中の刺繍じゃないか!!!」


 彼の視界は、自分の背中をまともに捉えている。それが何を意味するかを知った瞬間、絶望と死の恐怖が彼を包みこんだ。
 彼の頸椎は完全に破壊され、顔は真後ろを向いてしまっていたのだ。

 「嗚呼……!嘘だろ…そんな…」

 誰か助けてくれ、と叫ぼうにも、声も出すことができない。

 恐怖に怯えながらも可美村の意識は次第に朦朧としていく。

 「いやだ…死にたくない…死にたく…ない…」

 薄れゆく意識の中、彼の脳裏に最後に映った映像は、華の淫靡な表情でもなければ真知子の笑顔でもなく、家に残してきた息子の後ろ姿だった。
 

 そしてその姿も次第に暗闇に埋もれていき…やがて彼の意識は虚空へと完全に霧散した。


/2043ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ