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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第42章 2014 2 2015
 「…お前…立場わかっているんだろうな…俺が動いたら…声を出すのは華のほうだぞ…」

 私があおったせいか、お父さんは突然意地悪な顔つきになった。
 何考えてんの!?そんなことしたら、自分だって一緒に破滅!

 なのに。

 お父さんは一回大きく下から突き上げた。

 「ひぃっ!」

 思わず声が出かかって、私は服の上から自分の右腕に噛り付いてそれに耐えた。

 「あれっ?なんか声聞こえた!!」

 シゲ君が叫んだ。

 「バカぁ…何してくれるのよっ…気づかれたよぅ…」
 「しぃーーっ…黙って…」
 「・・・・!?」

 ゆっくりとだけど、お父さんはそのまま腰を動かし始めた。
 お前は本当にバカなのか!?と、罵りたくても、私は漏れそうになる声を殺すのに精一杯だった。

 ガタガタと音がしてシゲ君が拝殿に上がってこようとしている。
 なのにお父さんも動き続ける。

 うわー、まずい、やめてーーーーシゲ君、だめだようっ!お父さんもやめてーっ!


 「シゲっ!あんたもやめなさい!本当にバチが当たるわよっ!」
 「えーっ、でも何かいるんだよー、幽霊かもしんないのに…」 

 私の心の叫びが通じたのか、シゲ君のお母さんがそれを止めてくれた。

 シゲ君は4年生だから、まだ本気で幽霊とか信じてるのかもしれない。
 けど私たちが幽霊か。ちょっと失礼しちゃうわ、とか、私はだんだん白くなってく頭の片隅で思っていた。
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