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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第43章 新しい形の未来が見える
「はい…どちらさんですか…」
返事はなくって、パパが覗き穴を覗くと。
「あっ!」
と声をあげて、あわててドアのカギを開けた。
ガチャとドアが開くとそこに立っていたのはママだった。
「お、お前…どうしたんだ…こんな時間に。しかも…ずぶ濡れじゃないか…」
激しい雨と風の中じゃ傘も役に立たなかったのか、上から下まで、ママはずぶ濡れで、前髪からもポタポタ滴が落ちている。
「ママ…」
「お母さん…無事だった…」
深夜のお客さんの正体がわかって、私たちは安心しながらもびっくりして、玄関に駆け寄った。
「ごめんなさい…あの…ここへ来られる立場じゃないのはわかってるの…けど…もう行くところが無くって…お金も無くなっちゃって…」
「とにかく…まずは上がれ。華…」
「タオルね、ハイ。」
お姉ちゃんはいつの間にかバスタオルを持ってきていて、ママに手渡す。
「拭いたらそのままシャワー浴びなさい。冷えきったままでは風邪をひいてしまう。話はその後だ。」
ママは言葉も少なく、ありがとう、と一言だけ言うとシャワーに向かった。