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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第43章 新しい形の未来が見える
「あっ、いっ、いや…まあ、それが悪いってわけじゃないんだ。うん。ちゃんと食べてたみたいでよかったなあ、なんて…」
「違う…」
「いや、ごめん、ほんと…」
父はうろたえながら、真知子に謝って見せる。
「違うの…そうじゃないの。」
「え?そうじゃないって…なにが?」
「妊娠、してるの…」
「!」
食卓に衝撃が走り、全員が凍り付いた。
「まっ…ママ…妊娠してるって…それって……せ、先生の…赤ちゃん?」
真知子は、顔をあげぬまま、深くうなずいた。
「えーっ!!うっ、嘘でしょう…お母さんもなのっ!?」
華がそう叫んだ瞬間、さらにもう一度場が凍り付き、一瞬後に父と母は同時に声を上げた。
「”も”!!?」
「あ…いや…その…」
「ちょ、ちょっと華…あんた…それって…」
突然の衝撃告白に、真知子は寂しげな一人の女の顔から、一瞬にして母の顔へと戻った。
そして父も2度の連続した衝撃に言葉を失い呆然とする。
しかしその原因の一端に当然自分が関わっているであろうことにすぐに気づくと、脇に汗がにじむのを感じた。