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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第43章 新しい形の未来が見える
既に華と父の関係を知っている母は、当然それが華の妊娠であると考えた。
「あなた……ちょっ、ちょっと…これ…ど、どうするつもりなのっ…」
母が父に向ってなじるように言葉を投げた。
衝撃的な内容ではあるものの、以前より予測していた顛末でもある。
それでもこのことは、彼女の全身にまとわりついていた悲しみを、一時的にでも忘れさせてくれることが出来たようだ。
「あ、いや…それは……けど華……おまえ一体いつ…」
華は困ったような表情になって、あー、と天井を仰ぐ。
「いや、だからそうじゃなくって、ね……ええっとぉ…」
困り果てながらも自分のほうに視線を送ってこない姉の気遣いが心苦しく、ついに柚子が右手を挙げた。
「はい…」
「あ?なんだ柚子。」
「だから…はい…あたし…です…」
「何が?」
「だから…その……に、にんしん……お姉ちゃんじゃなくて……あたし…」
またしても、父と母のユニゾンが響く。
「はああああぁああぁああ!!??」
華は、左手で顔を覆い、あちゃーと言って下を向き、父の顔は青ざめた。
「あ、あなた!…あなた華と…じゃなかったのっ!?」
「いやっ、そっ、それは…いろいろ、いろいろあってな。いろいろ…いろいろ…」
「いろいろいろろろろって、わけわからないわよっ!」
「あなた……ちょっ、ちょっと…これ…ど、どうするつもりなのっ…」
母が父に向ってなじるように言葉を投げた。
衝撃的な内容ではあるものの、以前より予測していた顛末でもある。
それでもこのことは、彼女の全身にまとわりついていた悲しみを、一時的にでも忘れさせてくれることが出来たようだ。
「あ、いや…それは……けど華……おまえ一体いつ…」
華は困ったような表情になって、あー、と天井を仰ぐ。
「いや、だからそうじゃなくって、ね……ええっとぉ…」
困り果てながらも自分のほうに視線を送ってこない姉の気遣いが心苦しく、ついに柚子が右手を挙げた。
「はい…」
「あ?なんだ柚子。」
「だから…はい…あたし…です…」
「何が?」
「だから…その……に、にんしん……お姉ちゃんじゃなくて……あたし…」
またしても、父と母のユニゾンが響く。
「はああああぁああぁああ!!??」
華は、左手で顔を覆い、あちゃーと言って下を向き、父の顔は青ざめた。
「あ、あなた!…あなた華と…じゃなかったのっ!?」
「いやっ、そっ、それは…いろいろ、いろいろあってな。いろいろ…いろいろ…」
「いろいろいろろろろって、わけわからないわよっ!」