この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第43章 新しい形の未来が見える
ただでさえ傷ついている母に向かって、自分が投げつけている言葉がまるで刃物のようだと、華は自分でも感じていた。
しかし自分の中にある理解不能なイラ立ちが抑えられぬまま、華の口からは言葉が流れ続けてしまう。
そして言い方はさらに感情的になっていく。
「お母さんは私たちを捨てたんだよ!その上、あの男の子供…子供まで作っちゃってさっ!そのくらいの報いは受けてもらわないと、私たちだって割に合わないのよ!」
「お姉ちゃん…私はそんなこと思ってな…」
「うるさいっ!あんただって赤ちゃんいるんだから!私に意見すんなっ!!」
いつかの鬼の形相に近い姿の姉に怒鳴りつけられ、柚子は下を向いて黙ってしまった。
華にしても振り上げた拳の落としどころが見つからず、涙とともに感情をまき散らし続けることしかできない。
場の緊張は最大限に達し、このまま家族は完全に崩壊してしまうかと思われた。
しかし、そんな彼女たちを救ったのは、天然由来の真知子の性格の緩さである。
「ああぁあ…あの…あの…さっ、桜井クン、どうしよう、どうしよう!私、私たち、りっ、離婚届!書いたほうがいいのかしらっ!?ねっ!?」
しかし自分の中にある理解不能なイラ立ちが抑えられぬまま、華の口からは言葉が流れ続けてしまう。
そして言い方はさらに感情的になっていく。
「お母さんは私たちを捨てたんだよ!その上、あの男の子供…子供まで作っちゃってさっ!そのくらいの報いは受けてもらわないと、私たちだって割に合わないのよ!」
「お姉ちゃん…私はそんなこと思ってな…」
「うるさいっ!あんただって赤ちゃんいるんだから!私に意見すんなっ!!」
いつかの鬼の形相に近い姿の姉に怒鳴りつけられ、柚子は下を向いて黙ってしまった。
華にしても振り上げた拳の落としどころが見つからず、涙とともに感情をまき散らし続けることしかできない。
場の緊張は最大限に達し、このまま家族は完全に崩壊してしまうかと思われた。
しかし、そんな彼女たちを救ったのは、天然由来の真知子の性格の緩さである。
「ああぁあ…あの…あの…さっ、桜井クン、どうしよう、どうしよう!私、私たち、りっ、離婚届!書いたほうがいいのかしらっ!?ねっ!?」